2016年7月23日土曜日

2016年7月12日火曜日

続く成田会場の要項と地図です

「福島菊次郎写真展と三里塚の今」

 ──成田会場(入場無料)──
■日時:7月19日(火) 13時〜19時
      20日(水)〜24日(日) 9時30分〜19時
■会場:もりんぴあ こうづ(公津の杜コミュニティーセンター)
     最寄り駅:公津の杜(京成本線 京成成田から一つ上野寄り)


看板は山田麻子さんの書です


 一目を引く看板は、書家の山田麻子さんにお願いしました。このあと、成田、朝霞、千葉でも掲げさせてもらいます。

2016年7月10日日曜日

多くの人に観ていただきました

 盛況のうちに終了しました。以下はスタッフの報告です
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九段の会場には、座って本や映像を観たりするスペースがありました。
写真を見終わって、本を開きながらお話をしている方々に感想などを伺いました。

学生の頃、大木よねさんの家が強制収用された、という方々は、
「20歳の頃の私は、よねさんをすごいおばあさんだと思っていたけど、自分がその歳になっちゃった」「報道されなくなって、自分の中でも風化してた。辺野古の座り込みを機動隊がごぼう抜きする映像を見て、三里塚を思い出した」
「賛成か反対かで地域が分断される。国のやることはいつも同じ」「子どもの代になれば変わってくるだろうけど、50年も続いて長いですね。すごい」
「若い方、学生は来ますか?」「過激なイメージで敬遠されるのかな。元は農家に機動隊が暴力をふるったところからなんだけど……」
最後に「お仕事しながら企画したんですか? ありがとうございました」と言ってくださいました。

美大を卒業した方は、光の取りこみ方など作品としても素晴らしいと言っていました。「引き延ばしたらステキだな、と思う写真もいっぱい」「不世出の写真家。菊次郎さんの現場最前線への思いを新たにしました」

また、会場に置いてある市東さんの畑の土を、みごとな色、キレイでふわふわ、と話してくれる方もいました。欲しいという方も。
日曜に畑からタッパーに詰めたから、畑より状態は良くないのですが、栄養分たっぷりの土は、タッパーの中でも雑草が伸びていました。

たくさんの方に、畑そのものを見ていただきたいな、と思いました。

九段下会場は7月8日で終わりましたが、一週おいて成田、9月には朝霞、千葉で行います。
それぞれの会場にぜひ、お越しください。

2016年7月7日木曜日

2016年7月6日水曜日

毎日新聞で紹介されました

反骨のモノクロ168枚 成田空港建設決定から50年 千代田 /東京

「福島菊次郎写真展と三里塚の今」が5日、千代田区九段南1の九段生涯学習館で始まった。反骨の報道写真家として知られ、昨年9月に94歳で死去した福島菊次郎さんが、1966〜77年に撮影した成田空港反対運動のモノクロ写真のうち、168枚を展示している。

 成田空港建設の閣議決定(66年7月4日)から50年を迎えたことに合わせての開催。機動隊との対立や日々の農作業、犠牲になった学生の葬儀、開港(78年)目前の空港などの作品が並ぶ。

 福島さんは広島の被爆者やベトナム反戦運動、公害問題などを撮り続け、晩年は福島県で原発事故の被災農民らをカメラに収めた。実行委員会の山口千春さんは「閣議決定50年をただの記念にせず、今も続く反対運動を知ってもらいたかった。空港反対という厳しいテーマだが、福島さんの農民や家畜に向けるまなざしは優しく、作品にも表れている」と話していた。
 8日まで。午前9時半〜午後8時(最終日は午後6時まで)。入場無料。【早川健人】

http://mainichi.jp/articles/20160706/ddl/k13/040/088000c

写真パネルの展示が始まりました


 7月5日に千代田区の九段生涯学習館で展示を始めました。周囲を福島菊次郎さんの写真パネルが囲み、奥に三里塚の今を知らせるパネルを両面4列で配置。福島さんのビデオの上映と市東孝雄さんの畑の土(ふかふかです)も展示(触って確かめてください)しており、多くの人が訪れています。写真は開場直後の様子です。